ケープタウンの有名ベーカリー店がオスカー・ピストリウスを揶揄したクッキーの写真をツイッターに掲載し、炎上した。行列ができるほどの人気ショップだが、悪ふざけがすぎたようだ。
ケープタウンにある『チャーリーズ・ベーカリー(Charly’s Bakery)』は、南アフリカの衛星放送でリアリティ番組にもなるほどの人気ショップ。そのチャーリーズ・ベーカリーがまさかの悪趣味なクッキーを作成、ツイッターに掲載して人々の怒りを買った。
クッキーは全部で10枚。あるクッキーには、ピストリウスの元スポンサーであったナイキの「Just do it(行動あるのみ)」のロゴをバックにピストリウスの顔があり、下の方に「He did it(彼はやった)」と書かれてある。また、トイレに「注意:トイレ使用中、撃たないで」と張り紙のある写真を載せたクッキーなど、やや悪質なものを作成し「悪趣味だが、味はよい」とツイートした。
これを見た人々から、失望や抗議のコメントでツイッターは炎上。特にピストリウスに殺害されたリーバ・スティーンカンプさんを偲ぶグループは、「この事件を揶揄するクッキーは間違っている。私たちは落胆しています」と抗議した。チャーリーズ・ベーカリーは「私たちが無神経で間違っていました。被害者のご家族への無礼をお許しください」と謝罪し、このクッキーに関する写真やコメントをすべて削除した。
※ 画像はiol.co.zaのスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)