米ペンシルベニア州で、「お金をあげるから僕と遊ばない？」と声をかけ、何人かの女性を自分の車に連れ込み、性的な行為を強要していた男を警察がこのほど逮捕した。女性たちは一様に「男はチーズ・フェチ。気味の悪い変態だった」と訴えている。

米ペンシルベニア州フィラデルフィアのメイフェアで、オンラインデートにより、あるいは行き当たりばったりの女性に声をかけては自分の車に連れ込み、「お金は支払う。僕を慰めて欲しい」と言ってワイセツなお願いする。こんなことを日常の趣味としていた1人の男を、メイフェア署は1週間ほど前から懸命に捜索していた。

この男、車に乗るとおもむろにスイス産のスライスチーズを取り出し「これで僕を慰めて」と言うため、捜索にあたっては“Swiss Cheese Pervert（スイスチーズ変態男）”の名が付けられた。被害にあったのは若い女性が多く、この男であろうと思われる人物をオンラインデートサイトで見かけたことがあるという女性は、以下のように証言している。

「彼はサイトで、自身のフェティシズムについてきちんと明かしていたわ。『チーズの持つミルキー感、柔らかさ、滑らかさがたまらない。僕にとって乳製品は女性そのものなんだ。女性と性行為できなくてもチーズがその代わりを果たしてくれるようになった』なんてね。」

被害女性からの情報をもとに、警察はその男の特徴について40代から50代の巨漢と断定して捜索を開始。このほどついに同州出身のクリス・パガーノという41歳の男が逮捕された。こちらの画像はその逮捕を伝えた『gothamist.com』の記事のスクリーンショットである。報じられているところによれば、パガーノはやはりスイスチーズが絡んだ公然わいせつ、および強制わいせつ事件を2006年と2009年に起こして逮捕されており、しかし2012年にその変態ぶりを再開。昨年はかなりの頻度で街に出没するようになっていたという。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）