米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】グランドキャニオン近くの国際空港、メキシコからの到着機に“異物”発見でひと騒動。(アリゾナ州)

空港のセキュリティチェックで厳しいのは「液体」ばかりではない。化学物質あり、ドラッグありで、実は「粉」も危険性が疑われるものなのだ。クリスマス休暇で混雑を見せている米アリゾナ州の空港で、客が降りた飛行機の機内から不審な容器が発見された。

別の空港から乗せてきた客が降りると、急いで飛行機に乗り込み機内をきれいにする清掃作業員たち。彼らは清掃の他に念入りにオーバーヘッド・コンパートメント、ポケット、床、トイレなどをチェックする。忘れものだけではなく、危険で有害な物質が故意に置き去りにされていることが稀にあるからだ。

有名な観光地であるセドナおよびグランドキャニオンにも近いことから、大変な利用客数を誇る米アリゾナ州の「フェニックス・スカイハーバー国際空港」で27日夜、とんでもない“異物騒ぎ”が発生した。クリスマス休暇を楽しむ人々を大勢乗せ、メキシコのカンクンから飛んできた「USエアウェイズ(US Airways)航空」の飛行機の床から、直前に降りた客が置いていったものとみられる白い粉入りの容器を清掃作業員が発見したのだ。

報告を受けて空港消防署の危険有害物質処理の専門家が機内に乗り込み、ただちにその容器を回収。中身についての成分分析が始まり、関係者らは改めて乗客名簿の照合をするなど慌ただしい雰囲気に包まれた。ところがその白い粉について発表された分析結果は、なんと「ベビーパウダーでした」というもの。人々の極度の緊張はそこで一瞬にして苦笑に変わったもようだ。

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(TechinsightJapan編集部 Joy横手)