美容整形外科医を父親に持つというのはままあること。だが、娘たちはその執刀により胸を大きくしたいものであろうか。自分たちの写真を多数公開し、「パパの豊胸手術の腕は最高よ」と盛んに父のクリニックを売り込んでいるこの娘たちが、是か非かと物議を醸している。
南カリフォルニアという土地柄、女の子たちがホットなビキニ美女を目指してしまうのは当然のこと。胸元に深い谷間があるかないかで、出会いから結婚まで自分の人生は大きく変わると考えている女性は実に多い。こちらの写真(twitter.com/BrittniNiccoleのスクリーンショット)の美女2名は、カリフォルニア州オレンジカウンティ在住のブリタニー・ニコールさん(左=25)とチャーム・ニコールさん(25)。セクシーな胸元を引っさげ、盛んに美容整形外科医である父マイケル・ニコール氏の名を売り込んでいる。
ブリタニーさんはこの胸について、「パパからの18歳の誕生日プレゼント。本当にぺったんこだったAカップを、パパがCカップに豊胸してくれたの」と説明。21歳の誕生日には鼻筋を細くする鼻形成術もプレゼントされたそうだ。そしてチャームさんは10歳の時に父の手で出ベソを治してもらい、今年になってからBカップの胸をCカップに。現在2人は定期的に父のクリニックに通い、25歳にしてフェイシャルピーリングやボトックス注入をしてもらっている。
ニコール姉妹にとってマイケル氏は、一般女性であればとても高価な代金を支払わなければ手に入らない「美」を、無料で与えてくれる何ともありがたい存在。そんな父への感謝の印として、彼女たちは自らが広告塔となって父のクリニックである『Cosmeticare Plastic Surgery Centre and Med Spa』を売り込んでいる。だが世間の目はなかなか冷ややかで、姉妹はこれが少し不満だという。
「これのどこに問題があるのか、批判される理由が分からない。私たちにしてみれば父は一番信頼できる医師なの。その手で執刀してもらうことは理に適っているわ。それにここはオレンジカウンティ。どの女の子もお金で大きな胸を手に入れている時代よ。 豊胸手術なんてもう大したことじゃないわ。」
実はこの2人、マイケル氏と妻ペニーさんの家庭に赤ちゃんの時に迎えられた養子で血は繋がっていない。そのことも、「豊胸のためにわが娘の健康な胸にナイフを入れられるものなのか」という議論を白熱させているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)