このほどオーストラリアのTV放送協会は、あるコンドーム製品のCMの放送禁止を決定した。「男女がこんなにリアルな動きをするのでは、倫理上受け入れられないでしょう」と誰もが苦笑してしまうそのCM。しかしYouTubeでは大変な人気動画となっているようだ。
こちらは、「Four Seasons Condoms」というコンドーム・メーカーが先月18日にYouTubeで紹介した、“Get NAKED:Four Seasons Condoms #GetNAKED”なるタイトルの動画(上の画像はそのスクリーンショット)。薬局で若い男女がコンドームを探す、そんなシーンから始まるなかなか過激なCMである。
“NAKED”と書かれた商品の箱を手に取るも、コンドームのサイズは「CLOSER」、「SUPER FIT」、「LARGER」、「CLASSIC」と4種類あるため、女性店員はカップルにその場での“お試し”を勧める。2人は全裸になり、店のあちこちで体位を変えながら行為を4サイクル繰り返し、気に入った1種類を購入してCMは終了。喘ぎ声もなく陰部がさらされることもないが、動きだけは間違いなくポルノチックで見ている者をハラハラさせる。
「放送禁止になった」というニュースのおかげでCMはむしろ人々の高い関心を集め、この動画の再生回数は90万回超の勢いを見せている。TVで放送されなくてもすっかり話題になってしまったようだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)