アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】音楽を大音量で聴いていた少年。近所の男に射殺される。(南ア)

ヨハネスブルグ近郊の町アルバートンで、男が近所に住む少年を射殺、その友人を負傷させたとして逮捕された。少年がいつも大音量で音楽をかけていることで、殺意を抱いたようだ。

12月1日の現地紙『Rapport』によると、元不動産業者のデイブ・リッジウェイ(66)が、ピーター・ロバートソン君(19)が住んでいる家の庭で発砲し殺害した。

ピーター君はよく車内や家で大音量の音楽をかけており、リッジウェイはたびたび彼や彼の両親に苦情を訴えていた。しかし懇願は常に無視され、ついに我慢できなくなったリッジウェイはピーター君の自宅の庭に隠れ、ピーター君が帰宅すると銃を突きつけ地面に横たわるよう命令し3発撃った。うち1発はピーター君の頭部に命中している。ピーター君と一緒にいた友人の1人は足に銃弾を受け、もう1人は免れた。

リッジウェイは発砲後に逃げようとしたが、誤ってプールに落下した。所持していた銃で自殺を図ったが、リボルバーが濡れていたために作動しなかった。通報を受けて駆けつけた警察官がプール内にいたリッジウェイを逮捕、撃たれたピーター君は病院へ搬送されたが死亡した。

警察はその後、リッジウェイのパソコン内にあった遺書を発見し押収している。リッジウェイは離婚後、経済的困窮に陥ったため家を売り、ピーター君の家の近隣のゲストハウスに移ることを余儀なくされていた。リッジウェイの友人によると、今年9月にも自殺をほのめかしていたらしい。それほどまでに転落してしまった人生に対する怒りを、リッジウェイは外に向けてしまったようだ。

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(TechinsightJapan編集部 FLYNN)