アジア発!Breaking News

writer : fujikawa

【アジア発!Breaking News】急ブレーキで舌に大怪我の女性。舌の再生能力の高さを医師が語る。(中国)

通勤者にとって朝の1分、1秒は大変貴重な時間だ。中国・湖北省武漢市に住む張さんも時間を節約すべく、毎朝夫が運転する車の中で朝ごはんを食べることを習慣としていた。この日もいつもと同じ時間に出発。張さんは朝ごはんの春雨スープを車中でズルズルと味わっていた。しかし、前の車が突然急ブレーキをかけたことに慌てた夫が急ブレーキをかけた。その瞬間、食べかけの春雨スープはひっくり返り、張さんの口からはあふれんばかりの血が流れた。

急いで近くの武漢普愛病院に運ばれた張さんは、舌の縫合手術を受けた。手術後、韓前超担当医師は「張さんの舌には歯形、つまり弓形の噛み切られた傷が約4cmにわたってあり16針縫った。もう少し強い力で舌を噛んでいたら切断していたでしょう。『舌を噛んで自殺する』と言われるように、舌を流れる血液の量は相当なもので、必ず縫合して止血する必要がある。一方で、舌は人体器官のなかでも再生能力が高く、早急に止血、縫合することにより大事に至ることはない。特に子供は遊んでいる最中に転んで舌を怪我することもあるので注意が必要。走行中の飲食も極力避けるように」と語った。

張さんは、1週間ほどの入院を経て先日退院した。現在、彼女の舌はほぼ回復し、食事や会話をすることに支障はないという。

※ 画像はイメージです
(TechinsightJapan編集部 藤川)