香港に現れたまさかの人物。独特の詰め襟服とヘアスタイル、そして大柄な体格。彼に話しかけられると人々は「まさか」と顔をこわばらせるのであった。その正体は一体…!?
こちらの写真は英メディア「Barcroft TV」が13日、YouTubeにて公開した動画のスクリーンショット。“World’s First Kim Jong-un Impersonator Wows Onlookers In Hong Kong”というタイトルのもと、“北朝鮮の金正恩第一書記”を名乗る男が香港の街に現れて繁華街を視察し、米国および韓国の領事館に突如お邪魔する様子を捉えたものである。繁華街の人々はこの男を見つけた途端、眉をひそめたり笑い出したり、あるいは写真を撮りまくったり。しかし米国領事館は建物に入る前に警備員を困惑させ、韓国領事館ではガラス扉の外に出てきた2人の職員がともに青ざめてしまった。
この男、実は香港育ちのオーストラリア人であるハワードさん。金正恩第一書記より5歳年上の35歳で、芸人兼ドラマーだそうだ。友人からも指摘され、髪型さえ変えたら自分は金正恩のソックリさんとして活動できるのではないかと以前から企んでいた。そして昨年4月、第一書記風スタイルでポーズをとった写真をFacebookに投稿したところ、中東のハンバーガーチェーンが彼に興味を示し、アメリカを核ミサイルで脅すというシチュエーションのCMに出演。しかしハワードさんは「これはあくまでも持ち芸。自宅に戻り自分自身に戻った瞬間はやっぱりほっとする」と語っている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)