YouTubeで10月18日に投稿されたある赤ちゃんの動画が、すでに2500万を超える再生回数を記録している。やはり赤ちゃんが“感涙”するなど極めて稀なことなのであろう。カナダの両親が撮影した生後10か月の女の赤ちゃんの表情があまりにもカワイイとして、動画の人気は広まるばかりである。
赤ちゃんが泣く時には「お腹が空いた」、「抱っこして」、「暑い、寒い」、「オムツが濡れて気持ち悪い」などの訴えが何かしら含まれているもの。また泣いていたところに大好きなお菓子を与えられ、ニコッと笑うことはある。だが、まさか赤ちゃんが歌に深く感動して涙すら流すということはあるのだろうか。
その「まさか」を撮影したのは、カナダ・オンタリオ州在住のアラン&アマンダ・ルルーさん夫妻。生後10か月の娘マリー・リンちゃんの表情は、赤ちゃんが大人が思っている以上に敏感なハートと豊かな感性を持ちあわせていることを教えてくれているのだ。ママのアマンダさんが、人気歌手ロッド・スチュワートの懐かしの名曲“My Heart Can’t Tell You No”を大変な歌唱力で歌い上げると、サビの部分を迎えるその高揚に合わせ、マリーちゃんも涙を浮かべてみたり微笑んでみたり。ママの歌にどっぷりと感情移入していることがよく伝わってくる。
この動画が投稿されたのは10月18日のこと。今ではその再生回数は2500万回を超える勢いを見せている。人々はやはり、ピュアなものに感動したり癒やされたりすることが大好きなのだ。パパのアランさんはその凄まじい反応に驚き、「生後たったの10か月でこんなスゴイ反応を見せるなんて、うちの娘はもうサイコーでしょう? もしもこのビデオをコマーシャルなどに使用したいという場合はご連絡を!」と、そこにメールアドレスまで添えてしまった。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)