このほど中国で、26歳の健康な男性が自らの手で男性自身を切り落とす痛ましい事件が起きた。あまりの仕事人間で女性経験はゼロ。“こんなモノ、あっても一生役に立つことはない”と将来を悲観してのことであった。
浙江省・嘉興市のある病院に、ズボンを血で染めたYang Huさんという26歳の男性患者が運ばれてきた。患部は陰茎。自らナイフで切り落としてしまったというのである。
「僕はアパレル業界で働いていますが、まったくモテないし連日残業で女性とデートするヒマもありません。性行為なんて一生できそうにないのに、やっぱりその気になってしまう。どうせ役に立たないなら、こんなモノは無い方がマシだと…。」
陰鬱な表情で医師にそう語ったHuさん。そのあまりにも悲観的な発想と衝動的な行動に、医師や看護師は呆気にとられるやら同情するやら。しかし医師はHuさんに、排尿器官としての重要性を合わせてその決断が間違っていることを説明し、「早く自宅へ戻って切り落とした部分を探して下さい。戻ったらすみやかに接合手術を行いましょう」と告げる。
陰茎を手に病院に戻ったHuさんであったが、その段階でかなりの時間と出血量が認められたことから、接合手術は困難と判断された。仕事の転勤で嘉興市に住むようになったというHuさん。友人らはメディアのマイクに、「この仕事をしている限りガールフレンドなんて出来やしない、そう言って嘆いているうちに彼の悩みは深くなっていきました」と話している。
今年5月にこちらでもお伝えしたが、台湾の基隆市では40代後半の男性が酒に酔って恋人と喧嘩し、ハサミを持ち出して自分の性器を切り落とすという事件が起きた。切り取った先はなんとトイレに流してしまったという。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)