米国発!Breaking News

writer : tinsight-yokote2

【米国発!Breaking News】ケネディ大統領暗殺事件、検死に新真実? 実弟ロバートが「脳」を持ち去り、ひた隠しか。

「ケネディ大統領暗殺事件」に関し、アメリカでは来月になると『End of Days: The Assassination of John F. Kennedy』という本が発売される。そこに、検死により開頭された大統領の「脳」を弟のロバートが持ち去ったという衝撃の内容が綴られているとして、話題を呼んでいる。

第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディが、テキサス州ダラスでのパレード中に暗殺されたあの事件から来月で満50年となる。『マンハント―リンカーン暗殺犯を追った12日間』の執筆者でもあるジェイムズ・L・スワンソンが、来月にもケネディ暗殺事件を扱った『End of Days: The Assassination of John F. Kennedy』を出版するが、発売前からその衝撃的な内容が波紋を広げている。

その暗殺事件についてはこれまでにも多数の著書が出版され、ドラマや映画にもなっているが、事件の真相解明と真犯人の追求にスポットライトが集中し、複数の銃弾を浴びた遺体のその後について言及したものは少ない。そのような中、『End of …』に記された内容が少しずつ明らかになってきたが、そこには「ベセスダ海軍病院」にて検死が行われた際に実弟ロバート・ケネディが見せた異様な行動が記されているもようだ。

ジョンの下で司法長官を務めていたロバート。スワンソンによれば、彼は致命的な傷を右側頭部に負った兄の検死に立ち会い、その脳を抜き取りネジ蓋式のステンレス製容器に入れ、検死医のそれ以上の追求を拒否。脳が負ったダメージから、大統領に噂されたドラッグ使用が発覚することを恐れたのではないかという。また脳はそのしばらく後に「アメリカ国立公文書記録管理局(National Archives and Records Administration)」に収められたが、3年後には何者かの手により消えてしまったとしている。

管理局に提供された“ジョンの脳”は果たして本物であったのか、その厳重な保管体制において誰がそれを持ち去ったのかと疑問ばかりが残るこの話、フランク・シナトラを通じてマフィアにも顔が利いたロバートが、マリリン・モンローをめぐってジョンと危ない三角関係にあったことは有名な話であり、スワンソンはロバートという実弟の人となりを限りなく疑っているもようだ。

ちなみに兄ジョンの死後、ニューヨーク州の上院議員になったロバートであったが、42歳であった1968年6月、民主党がロサンゼルスで主催した大統領候補指名選のキャンペーンにおいて彼も暗殺されている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)