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スワジランドの国王ムスワティ3世(45)が15人目の妻を迎えることがわかった。15人目の妻は18歳の少女、ミス・スワジランド文化遺産コンテストで決勝まで残ったという美貌の持ち主だ。
出会いは、一夫多妻の王を喜ばせるために毎年行われる『リード・ダンス(Reed Dance)』だった。リード・ダンスというのは何万人もの独身スワジ女性が、カラフルな伝統衣装をまとい胸を出して踊るスワジランドの儀式である。昨年首都で行われたリード・ダンスでは14人目の妻が誕生した。今年のメインのリード・ダンスは先月に終了したが、9月14日にスワジランド南部で行われたリード・ダンスで18歳の少女が国王に紹介されて見初められた。少女は来年行われる婚姻の儀式まで王室に篭り、花嫁修業となる予定だ。
スワジランドでは一夫多妻制が認められている。ムスワティ3世の父でスワジランド第7代国王であったソブーザ2世(Sobhuza II)は、なんと125人以上もの妻を娶っていた記録がある。
スワジランドは世界で最も貧しい国の一つでありながら、世界で15番目に金持ちの君主であるムスワティ3世。44歳の誕生日には自家用ジェット機をプレゼントされ、国が300万ランド(約3000万円)かけて誕生日パーティを行った一方で、首相は経済危機に瀕する現状を報告している。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)