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日本人観光客らを連れて、高雄市にある旗津風景区を訪れていた観光ツアーガイドの女性が、誤って財布を海に落としてしまった。知らせを受けたフェリー運行会社の潜水士が海に潜り、およそ1時間の捜索の結果、無事に財布を発見。捜索の様子を見守っていた日本人観光客らからは、賞賛の拍手が送られた。『民視新聞』が報じている。
旗津は船の旅や海鮮料理、史跡などが楽しめるエリアで観光客に人気のスポットである。18日のこと、ガイドの女性は台北からのツアーで日本人観光客を引率して旗津を訪れ、帰りのフェリーに乗る際に財布を海に落としてしまった。乗客の財布紛失の知らせを聞き、運行会社は潜水要員の男性に連絡。男性は非番だったがすぐに駆けつけた。
男性が海に潜り始めてからおよそ1時間が経過し、ツアーのスケジュールの関係でガイドの女性があきらめて帰ろうとした時だった。財布を手にした男性が海から顔を出したのだ。岸にいた運行会社のスタッフから女性のもとに財布が届けられると、観光客らから拍手が沸き起こった。
ガイドの女性の話では、財布は海外に住む娘からの誕生日プレゼントでとても大切にしていたそうだ。潜水士の男性があきらめずに探し続けてくれたことに対して、「この仕事を始めて10年。いろんな国を訪問したが、こんなに熱心なサービスは見たことがない」と感激した。また高雄市交通局によれば、ツアーに参加していた日本人観光客らは台湾の人情味あふれるサービス精神に感心していたそうで、「印象に残る台湾の旅になったのではないか」とコメントしている。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)