身長62.8センチ、“世界一の笑顔”を持つ世界一背が低い28歳女性(印)<…
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先月末、台中市の家庭内暴力ホットラインに8歳の少女から児童虐待を訴える通報があった。管轄の警官が少女の家に駆けつけたところ、少女は「父親の買ってきた麺に文句を言ったら怒られたので電話した」と涙ながらに話したという。父親はやれやれといった顔つきで「可愛がり過ぎてお姫様病にしてしまった」と話した。
『ETtoday』によると、家庭内暴力ホットラインから連絡を受けた警官が少女の家に駆けつけると、寝ぼけ眼の父親のそばで少女が泣き出し、「食べたかったのは海鮮うどんでラム肉焼きそばじゃない」と少女が訴えた。少女はその件で父親に文句を言ったところ、逆に父親に怒られたことがショックで通報した。
父親の話では、離婚後、2人の子どもを父親が育てているという。子どもたちから母親を引き離したことを申し訳ないと思っている父親が、子どもが欲しがるものはできるだけ与えるようにしてきたため、随分わがままに育ってしまったそうだ。父親は警官に対し、子どもがふざけた電話をかけてしまって申し訳ないと頭を下げ、教育方針を変えていくつもりだと話した。
「お姫様病」は、たとえば「自分は注目を浴びる愛らしい存在。自分が一番だ」と、女性が自分のことをまるで“お姫様”のように思い込んでしまう状態で、韓国ではよく知られている。
今回の騒動を受け、台中市社会局は、係員を派遣して少女の家庭状況を確認する方針だという。また、少女の通う学校でも「お姫様病」の改善に向けて個別指導を行う考えがあるということだ。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)