身長62.8センチ、“世界一の笑顔”を持つ世界一背が低い28歳女性(印)<…
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台湾中部の景観スポットである南投県埔里鎮の虎頭山は、2月9日からの旧正月期間、埔里盆地の景色を見に訪れた登山客で賑わった。しかし、その景色よりも話題になっている人がいる。登山客が残していったゴミを拾う日本人男性、佐藤史朗さん(68歳)だ。
台湾に住み始めて10年あまりになるという佐藤さんは、虎頭山の景色が好きでよく散歩に訪れているが、ゴミが多いのを残念に思いゴミ拾いを始めたそうだ。
佐藤さんのゴミ拾い運動は、ゴミ挟みとゴミ袋を持ち、ひとつひとつゴミを拾う佐藤さんの姿に心をうたれた登山客のひとりがフェイスブックに投稿したことで話題となった。佐藤さんの活動をフェイスブックに投稿したユーザーは、「旧正月期間、登山客が残していくゴミは非常に多く景観を汚している。外国人にゴミが多いと指摘され台湾人として恥ずかしく思った」と話し、「台湾人がモラルについて考えるきっかけになれば」とコメントした。
ネット上では「日本人にゴミを拾ってもらうなんて恥ずかしい」、「日本人のモラルは高い。日本の文化や流行だけを学ぶべきではない」、「台湾人はネットで批評する前に近所のゴミを拾うべき」などといった意見がみられ、大きな反響を呼んでいる。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)