アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】呆れた警察官。身障者用スペースに駐車、シートベルトも着用せず。(南ア)

警察官が怠慢すぎて市民が呆れることもしばしばある南アフリカ。今回は、2人の女性警察官が身障者用スペースに駐車、身障者の訴えを無視し、シートベルトを着用せず運転していったというお粗末な事態が露呈した。

7月3日午後3時ごろ、南アフリカのヨハネスブルグにあるショッピングセンターの駐車場で、身障者用の駐車スペースに警察の車両が停まっていた。車椅子を使用している学生のジェハード・スウォートさん(23)は、友人の運転する車でそのショッピングセンターへやってきた。身障者用スペースを利用しようとしたが警察の車が停まっていて駐車できない。

スウォートさんは、女性警察官に「誰か身障者がパトカーに乗っているのか?」と尋ねると、「NO」と答えた。しばらくして戻ってきたもう1人の女性警察官にも「あなたは身障者ではないですよね?」と聞くと、やはりこの女性も「NO」とだけ言うと車に乗り込みドアをバンッと乱暴に閉めた。

身障者用スペースに健常者が、しかも警察が堂々と駐車しているのは違法であるとスウォートさんは訴えようとしたが、彼女たちは車のドアや窓も開けようとしない。スウォートさんは窓を軽く叩いたが無視され、パトカーに車椅子をぶつけても反応なし、彼女たちはラジオを聴きながらあざけるかのように笑っていたという。

その頃になると、野次馬が興味深げに集まり、ショッピングセンターの警備員も何事かとやってきた。さすがに女性警察官らも気まずくなったのか、「シートベルトを締めてないぞ!」という人々の声を無視して、走り去っていった。この地域の警察署長は「現在彼女たちから調書を取っている」と発表している。
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)