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台湾国防部は9日、陸海空軍による合同軍事演習を南部、屏東県の九鵬基地で実施した。しかし、演習に使われた無人航空機が台東県大武郷尚武村の道路に墜落する事故が発生。近くの住民は「ミサイルが飛んできたのかと思った」、「民家にあたっていたら大変なことになったにちがいない」と顔を青ざめた。
9日午前9時頃、国防部の無人航空機が尚武村の道路に墜落し、道路に直径1メートル、深さ2.7メートルの大きな穴をあける事故が起きた。国防部によれば、墜落したのはCK-3型無人標的機で、発射後すぐに遠隔操縦ができなくなっていたという。
尚武漁港では実弾射撃演習の通知を受けており、海での作業を中止していたそうだ。しかし、航空機が路上に落ちたと聞き、村では議論が飛び交っている。漁業を営む住民の話では、九鵬基地でミサイル演習がある度に漁師は海に出られず、数年前には海に落ちたミサイルの破片が漁船にあたったこともあるそうだ。また、「演習には慣れたが、今回のはさすがにひどい。航空機の墜落はミサイルが飛んでくるのと変わらない」と話す漁師もいた。
海軍は今回の事故について、「演習前に安全確認を行っていたが、このような事故が起きてしまった。周辺の住民のみなさんに不便をかけて申し訳ない」と謝罪。事故の原因については現在調査を進めているということだ。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)