台湾屏東県の東港鎮と新園郷を結ぶ東港大橋のふもとで男児の遺体が発見された。警察は男の子が堤防で遊んでいた際に、誤って海に転落し溺れたものとみて捜査を進めている。事故当時男の子は2人の友人と一緒に遊んでいたが、2人は怖くて助けを求められなかったという。

先月27日午前9時ごろ、2日前から行方がわからなくなっていた11歳の男の子が遺体で発見された。男の子は中度の知的障害があり、普段は叔母と暮らしていた。

男の子と遊んでいた2人によれば、自宅近くの堤防でふざけていたら男の子が落ちてしまったとのことだ。驚いた2人は慌てて家に帰ったが、怖くて言い出せなかったそうだ。「すぐに助けを求めていれば男の子を助けられたかもしれない」と、大人たちはため息を漏らしたという。
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）