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昨年10月に地中に埋められた犬がいた。救出されて保護されていたこの犬に、この度、引き取り手となる飼い主が現れた。新しく付けられた名前もリリーと平和的、体重も増加して幸せな暮らしぶりがうかがえる。
1月30日の地元ニュースによると、動物虐待を受けた犬に無事飼い主ができた。この犬はグレーハウンド・フォックステリアの混血で推定2~3歳、カエリチャというケープタウンにあるタウンシップに野良として生息していた。
しかし昨年10月20日、学校の守衛として働いていた男2人が、この犬を生きたまま地中深くに埋めた。男らの行動を見ていた人物からの匿名電話でカエリチャにある動物クリニックが救出したのは、埋められて30分も経ってからだった。男2人は動物虐待の罪で逮捕され、今年の3月26日に裁判が行われる。
救出されてクリニックで奇跡的に生還した犬は、ウォーリアーの名前でしばらく保護されていた。
現在ウォーリアーはリリーという名で、クレアモントに住むコラムニスト兼詩人の女性のもとで暮らしている。飼い主のもとで過ごすようになってから、リリーは5キロも体重が増加、特に後ろ脚の筋肉が発達しており、伸縮運動に長けているそうだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)