発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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異常気象を肌で感じるようになった現在、ジンバブエでもその犠牲者が出た。この3ヶ月でゾウが77頭も死亡した。原因は異常な暑さによるものだという。
11月23日、ジンバブエの国立公園及び野生動物保護団体によると、ジンバブエ最大の国立公園であるワンゲ国立公園で小ゾウが18頭、成人しているゾウが21頭も死んでいるのが確認された。これで過去3ヶ月において、計77頭のゾウが死亡していることになる。
ジンバブエでは9月以降熱波が襲っている。気温も例年よりもはるかに高く、40度は当たり前だという。国立公園には通常、人工の貯水池があり、動物たちが水を飲みに来るようになっている。しかし、国内最大の国立公園ですら潤沢な資金がないので、壊れた人工貯水池も直せず、動物たちに打撃を与えたことは必至だ。
現在、ゾウだけでなく、バッファローやシマウマ、アンテロープなどといった野生動物が命の危機に瀕している。本格的な夏を迎え、観光客が増加するこれからが動物の生死を大きく左右することになるだろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)