発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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23日夜、中国浙江省温州市で落雷の影響を受けて動かなくなった高速鉄道列車に、別の列車が追突し、双方の車両が脱線する事故が起きた。事故による死傷者は240人を超え、中国の高速鉄道史上最悪の事故となった。そんな大惨事の現場で、線路より落下した車両が現場近くに穴を掘って埋められた。ネットユーザーからは「なぜすぐに埋める必要があるのか」と疑問の声が上がっている。
ネットユーザーたちの疑問が集まったのは事故現場にある7、8台のショベルカーだった。人命救助が続く中、落下した車両を壊しながら入れて埋めたことに対し、掲示板には「調査はしなくていいのか」「死者数隠蔽のためだ」「真相を闇に葬った」といった意見が寄せられた。しかしこれに対し、”世界一”を誇っていた中国高速鉄道の「偉大な先端技術が盗まれるのを防ぐための処置だ」というコメントも寄せられ議論を交えていた。
さまざまな疑惑を受けた処置に対し、作業員はその後「車両を埋めることが目的ではなく、このあとに導入する300トンクレーンのための整地である」と説明。実際に大型クレーン車2基により事故車両が撤去された。
説明に矛盾はなく、心配された隠蔽目的の可能性は低いと思われるが、事故車両を高架から突き落とし、重機でゴロゴロ転がす様子からは、事故再発を防ぐための原因究明をしようという姿勢は感じられない。この様子では、また同じような事故が起きないか心配である。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)