アジア発!Breaking News

writer : katakura

【アジア発!Breaking News】赤ちゃんへの影響恐れ風邪薬を拒んだ妊婦。咳で流産。(台湾)

妊娠中、風邪を引いてもお腹の赤ちゃんへの影響を恐れて、薬を飲まずに治そうと考える女性は少なくない。しかし、苗栗県に住む妊娠4ヶ月の女性は、風邪を引いて2週間咳が出続けた結果、流産してしまったという。

女性が運ばれた病院の医師によれば、この女性は子宮頸管閉鎖不全症を患っており、過去に2度流産を経験している。今回の妊娠では14週目で子宮頸管縫縮手術を行っていた。一般的には、この手術を受けた場合、順調に出産できる確率は90パーセント以上といわれている。しかし、長い間咳を続けたことでお腹に大きな力がかかり、流産という悲しい結果を招いてしまった。

さらに医師は妊娠中に咳をする際の注意として「片方の手をお腹の上部に、もう片方の手は下からお腹を支えるようにすることで振動をやわらげることができる」とアドバイスしている。この方法は、早期破水の予防にもなるので是非覚えておいてほしい。そしてなにより、体の調子が悪いときには病院へ行き適切な処置と処方を受けるべきであろう。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)