身長62.8センチ、“世界一の笑顔”を持つ世界一背が低い28歳女性(印)<…
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東日本大震災の発生から1ヶ月。相次ぐ余震や福島原発の事故などがさらに被災者の心を追い詰めている。台湾ではそんな被災者たちの心を少しでも癒せたらと長期滞在プラン「愛のロングステイ計画」を実施している。
交通部観光局と日本の旅行会社H.I.S.により提供されている台湾1ヶ月の旅は、航空券とホテル代で4万円。利用航空会社はチャイナエアラインで台北市内のホテルに宿泊するプランだ。定員20名のところ12名の申し込みがあり、そのうち4名がすでに台湾に渡っている。
H.I.S.が発表したこの宿泊プランはすでに日本国内でも認知されているが、このほか台湾の観光局では被災者に無料でルームを提供してくれるホテルを募集、一千人分を目標にしている。観光局長は、観光業界に募金を呼びかけるだけでなく、ホテルや民宿でルームをひとつずつ提供してもらえるようお願いしており、観光局でも「思いやりの旅」と題して1日ツアーを提供する計画があることを明らかにした。このツアーでは、921震災から立ち直った南投県を訪れ、被災者に自信と希望をもってもらえればと考えているという。数千人分の航空券の優待サービスも加えて、6月から開始される予定だ。
また、チャイナエアラインからの800万元(約2300万円)を含め、台湾の観光業界からは1700万元(約5000万円)の義援金が集まっており、観光局では来月、これらの義援金を日本へ送るとともにPR活動を展開する予定である。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)