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ロサンゼルス郡で抗生物質に耐性を持つ細菌、いわゆるスーパーバグの感染が拡大していることが明らかになった。KTLAニュースが3月24日報じている。
ロサンゼルス郡公衆衛生局の発表によると、この菌はカルバペネム系耐性肺炎桿菌というもので、現在のところ既存の抗生物質での治療は不可能だという。
これまで、感染発生は東海岸に限って伝えられていたが、このほどの調べでロサンゼルス郡内では過去6カ月間で356例の感染が認められている。
感染者は主に、介護施設や長期療養施設に入居している高齢者だが、UCLAメディカルセンター入院患者の死亡者の中に感染が確認されている。また、トーランスメモリアルメディカルセンターの入院患者に対する検査でも数人に陽性反応が出たという。医療関係者は新薬の早急な開発を強く求めている。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)