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南アフリカで流れたLG電子の携帯電話CMが問題となった。蜘蛛をシェービングクリームで殺してしまう部分が「不必要で残酷だ」というのだ。
このCMはまず母親がバスルームで黒い小さな蜘蛛を見つけて叫び、次にやってきたトランクス姿の恰幅のよい父親も蜘蛛を見て叫び、最後に現れた幼い娘がやってきて蜘蛛の退治方法を携帯で調べて殺すというもの。髭剃りに使うシェービングクリームを蜘蛛に吹き付けて何事もなかったかのように出て行く少女の後に、LG電子の携帯はインターネットで簡単に検索できますという手軽さをアピールするもの。
家族の中で頼りになるのは携帯を使いこなせる娘のみという印象を残すこのCMに待ったがかかった。動物保護団体などから南アフリカの公共広告機構へ「生きている蜘蛛をシェービングクリームで殺す必要はないし、残酷だ」「不快である」「蜘蛛へのイメージを固定してしまった」などという苦情が殺到した。
LG電子側は「LGのCMは本場韓国でグローバルキャンペーンの一環として制作されたもの」とコメントしているのみ。
このCMは2月18日の時点で放送を取りやめている。
蜘蛛が嫌いな人はこのCMを有益だと思ったかもしれないが、蜘蛛好きには残酷極まりなかったのだろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)