アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】責任は親か行政か?線路で遊んでいた小さな兄弟、電車ではねられ死亡。(南ア)

南アフリカのケープタウンの線路で子供2人がはねられた。親が監視していなかったために起こった悲劇だが、行政がフェンスをつけなかったからだという反論も出ている。

2月17日午後5時、帰宅ラッシュの電車が急ブレーキを踏んだ。しかし発見が遅く、電車は2人の子供をはねてしまった。2人は現場のすぐそばに住む2歳と3歳の兄弟、事故発生時2人を見守る保護者はいなかった。

2人は即死状態で人形のように線路脇に横たわっており、野次馬が集まっていた。そばには子供たちが遊びに使っていた道具が、血の付いた状態で散らばっている。その頃母親(21)はというと、2人を探して違う場所をさまよっていたのだ。現場に駆けつけた母親は「わたしの子供たちだ。兄弟なの。」と立ちすくんでしまった。母親を横で支えていた叔母は、子供たちは家の近くで遊んでいると思っていたそうだ。

町内会長は「政府は線路脇にフェンスを設け、子供たちの遊び場を作ると約束してくれた。しかしそれは単なる選挙の際の票欲しさだったようだ。」と怒りをあらわにしている。

2、3歳の子供はちょっと目を放した隙にいなくなるもの。今回の事故は親の責任も大きいだろう。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)