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ディズニーランドのアトラクションを長い列に並ばずに楽しめるようになりそうだ。ウォルトディズニー社パークテーマ部門責任者、トム・スタッグス氏は、テクノロジーを最大限利用してアトラクションの利用度を高め、個人に特化した新しいサービス提供を目標とした、将来向けの構想「ネクスト・ジェネレーション・エクスペリエンス(NextGen)」をカンファレンスで熱く語った。KTLAニュースが18日伝えている。
NextGenで明らかにされたものは、利用客に自宅のコンピュータから人気アトラクションやレストランの予約をしてもらい、混雑を緩和し待つ必要のない状況を提供すること。また、ホテルの鍵も事前に提供し、チェックインの煩雑な手続きを取り除く。さらに、利用客の氏名、生年月日、嗜好などの個人情報を集め、その利用客に特化したサービスを提供、またキャラクターの接し方にも用いる。
関係者の話によると、ディズニー社は以前、チケットやリストバンド(RFIDリストバンド)に個人情報を入力したチップを埋め込み、オールマイティに利用できるようにするという考えを示しており、既にカリフォルニア州のRFIDリストバンドメーカーと提携の合意をかわしているという。
ただ、プライバシー擁護派は「利用客の個人情報を集めすぎることになる」という懸念を表している。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)