カラバサスの養護老人ホームで、行方が分からなくなっていた94歳の女性が、施設内の大型冷凍庫の中にいることが分かり救出されるという騒ぎがあった。KTLAニュースが13日伝えている。

この施設はシルベラド・シニア・リビングファシリティで、調べによると先月28日から入居者の一人、モリー・フィッシャーさんの行方が分からなくなった。

職員が捜索した結果、大型冷凍庫に入っていたフィッシャーさんを発見、助け出した。フィッシャーさんがどのくらいの時間入っていたかは分かっていない。地元の病院に入院し治療を受けたが既に退院しているという。

施設関係者の話によると、フィッシャーさんがどのようにして部屋を抜け出し、冷凍庫に入り込んだのか分からないとしている。ただ、厨房のドアのカギは壊れており、翌朝に取り換える予定だったという。

フィッシャーさんは認知症を患っており、施設内で迷子になった末の出来事と考えられている。現在、州のソーシャルサービスが施設の調査に乗り出しており、結果によっては、施設が何らかの処分を受ける、あるいは閉鎖に追い込まれる可能性もある。
（TechinsightJapan編集部　あきながまさこ）