墓の前に人の心臓が入ったビンが2つ置かれているのを、墓地管理の作業員が発見した。カリフォルニア州のコルマ警察署は、この行為が宗教儀式に関係するものか、単なるいたずらかを調べている。KTLAニュースが22日伝えている。

今月12日、ホリー・クロス・カソリック・セメタリー内で見つかったビンには男女2人の写真も貼られていた。警察は、2つの心臓が写真の男女のものかどうかなども合わせて捜査している。

調べによると、心臓はエンバーミング液に漬けられており、遺体から取り出したものだという。

宗教に関わりがあるとすると、キューバの主にアフリカンの間で信仰されているサンテリアが有力視されているが、サンテリアでは、儀式に人間の臓器を使うことはないため関連性がないという専門家の意見もある。
（TechinsightJapan編集部　あきながまさこ）