発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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「植物園の入園料は30元。うちの前から入ればたったの10元!」中国湖北武漢植物園で、格安の料金で客を不正に入園させる者たちが現れた。入園料を節約すべく、なんと千人を超える客が、植物園の隣の民家から壁を越えて植物園に進入したという。
『武漢晩報』の報道によれば、武漢植物園の入園料は30元(約370円)。植物園付近の住民たちは、訪れた客の“安く済ませたい”心理を見込んで、悪知恵を働かせた。そして、自宅の周りにある壁にはしごを立てかけ、植物園への抜け道を作り出した。
この不正入り口の入園料は10元(約120円)。現地メディアが客に成りすまして入園したところ、はしごを登って入園すると、誘導した女から「正面口から出てはいけない」と注意を受けたという。園を出る時は、彼らに電話をすれば、担当者が迎えに来るというのだ。
彼らにはそれぞれ役割分担があり、客を誘導する者、見張りをする者、壁の上に立ち客の上り下りを手伝う者がいる。不正に得た入園料は均等に分けられるという。中国は建国記念日で大型連休となっており、ここ11日間は毎日千人近くの客が不正な入り口を利用したという。
誘導する住民も住民だが、利用する客も客。報道された写真では、はしごの上からこどもに手を差し伸べる大人の姿が写されている。一方では教育熱が加速している中国。しかし、こんな環境で育つこどもが果たしてどんな大人になるのか。疑問を投げかけずにはいられない。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)