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ナイジェリア当局では火曜日、夜間のバイク使用を禁止することを発表した。これはイスラム過激派と思われるグループがバイクに乗って銃を乱射する殺人事件が増えているためだ。
ナイジェリア北部のマイドゥグリ(Maiduguri)という場所では午後6時から翌朝7時までバイクの使用を禁じることを発表した。このエリアでは昨年以降イスラム過激派メンバー「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による暴動が過激化しており、特にバイクに乗ったグループが銃を乱射している。現在までに警察職員を含む9名が殺害されている。
先週の日曜日にはバイクに乗ったグループによる襲撃が3箇所で発生、退職した警察官1人と一般人1人が死亡、4名が負傷している。
昨年、ボコ・ハラムによる警察高官の襲撃が起こった際、警察と軍でこの襲撃を鎮圧、死者は数百名にのぼり、グループの拠点やモスクなどを破壊した。
ボコ・ハラムというのは地元の言葉で「西洋教育は罪」という意味。イスラム国家をナイジェリアに作るために戦っているグループで、『ナイジェリアのタリバン』としても知られている。ナイジェリアの人口はアフリカ最大でおよそ1億5千万人とも言われており、キリスト教とイスラム教の割合は大きく見て半分ずつだという。
警察長官は「これはほんの始まりに過ぎず、この作戦に効果がなければバイクの使用を終日禁止にすることも考慮している」と述べている。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)