もしも交際している男性に二股をかけられていることが分かったら、あなたはどうするだろう。ある心療医によれば、二股をかけられた女性のうち、約4割の女性に復讐心が生まれるという。しかし、そのうち実際に行動を起こすのはその5％に過ぎない。

台北県で、恋人のFacebookを見て二股をかけられていることに気付いた看護師の女性が相手の女性に連絡。二人は男性が寝ている間に、陰毛と眉毛を剃り落とし、生殖器に象の絵を描いて復讐する事件が起きた。

被害にあったのは板橋市に住む34歳の男性。二人の女性とは飲み屋で知り合った。看護師の女性（23）の話では、男性と付き合い始めて一ヶ月あまりになるが、2週間ほど前から連絡がつきにくくなっていたという。

一方の女性（23）は、男性との付き合いは1年あまり。今年4月に男性が既婚者であることが発覚し別れたが、先月、男性が「離婚したからやり直してほしい」と女性を訪れ、再び交際が始まっていた。しかし、看護師の女性から連絡を受け、自分がまたもや騙されたことに愕然とし、二人で男性宅へ談判に行くことにした。

看護師の女性は、酒と風邪薬で昏睡状態だった男性に、「ちょっと刺激的な遊びをしよう」と言うと、男性が承諾したので、かみそりで男性の陰毛を剃り落とし、生殖器に象の絵を描いたと話す。男性が眠ってしまうと、もう一人の女性が到着。二人は考えれば考える程に腹が立ち、電気コードで男性の両手を縛ると、眉毛を剃り落とし、太ももにも落書きをしたという。

思わぬ仕打ちを受けた男性は、「薬を飲まされて縛られ、包丁で脅された上に野球のバットで殴られた」「3時間後、トイレを理由に逃げ出し通報した」と警察に訴えている。これについて二人の女性は、「カッターが見つからなかったので包丁で解いた」「携帯を返したら男性が襲い掛かってきたので思わずバットで打った」と、反論している。

二股をかけられるのは悔しい。しかし、だからといって手を出せば、法に触れる可能性もある。浮気男なんかのために何かを失う必要はない。ここはひとつ、“女を磨いて見返す”などの前向きな復讐をオススメしたい。
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）