中国浙江省東陽市で遊園地に勤める女性が、毎日の通勤にゴーカートを使っているという。その様子が現地テレビで報じられ話題となった。しかし、警察は交通法規に違反するとして約2700円の罰金を科した。

この女性は、同僚とゴーカートに乗って公道を走ったため注目を集めた。テレビ局もその様子を撮影し、討論が展開されることとなった。女性は、ゴーカートで一般道を走ったことについて、家が遠い上、遊園地付近は交通の便も悪いため、ゴーカートを使うことにしたという。更に、ゴーカートは自転車と同じようなもので、“とっても安全”“子どもでもアクセルを踏むだけで運転できる”と得意気に話した。

しかし、大事になったことに驚いた女性は、出勤できなくなってしまったという。家の付近でもゴーカートが公道を走る光景は見られなくなった。警察は、ゴーカートは特定の場所でだけ使うことが許されており、決して公道に出てはいけないとし、女性の行為が違法であると指摘している。
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）