中国浙江省寧波市で、朝の通勤ラッシュ時にパンツ一丁で「私は無能！」と叫ぶ男が現れた。会社の上層部から成績が悪い罰を受けているという。ネット上では「パンツ兄貴」と称され、話題となっている。

寧波市の高新区ソフトウェアパークの入り口にある空き地で、午前7時から8時の通勤ラッシュに下着姿で、「私は最も無能な社員です」と書いたプラカードを掲げ、その言葉を叫んでいた男性。1時間の間に元同僚が水や朝食を差し入れ、現在の同僚は写真を撮ったという。

この同僚たちの話では、男性は以前パーク内の別の会社に勤めていたが、数ヶ月前に転職。しかし、ずっと成績が芳しくなかったようだ。そのため、会社の上層部から“会長宅前でパンツ一丁で叫ぶ”という屈辱的な罰を受けさせられることになった。

世の中にはいろんな会社があるもので、日本でも成績の悪い社員に無理に滝行へ行かせたり、手足を縛った状態で車から降ろすなどの事件が報じられている。しかし、残念ながらこれらは氷山の一角に過ぎないようだ。パワーハラスメントや職場のいじめは多くの会社で存在する。あなたの職場では、今、何が起きているだろうか。
（TechinsightJapan編集部 片倉愛）