赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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日本がカメルーンに勝利した月曜日、男が爆弾を持っていると脅し、イタリアの試合が引き分けだった火曜日にはイタリアンレストランから火災が発生した。W杯が無事終了することを世界中の多くの人が願ってやまないが、通常時でさえその治安の悪さは想像を絶する南アフリカ。やはり、何事もなくこの世界的大イベントを遂行することなど不可能なのだろうか。
ケープタウンの駅前にある広場では、ビッグスクリーンが設置され多くの人々が試合を楽しめるようになっている。その広場に入ろうとした32歳の男が荷物検査を拒否し、自分のかばんには爆弾が入っているとセキュリティを脅かした。3度目に脅かしたところで逮捕、警察犬チームの調査で爆弾に関係する物証がないことから、男の供述が虚偽であることがわかった。男は爆発物条例違反で起訴された。
月曜日の夜にケープタウンスタジアムで行われたイタリア-パラグアイ戦。優勝候補でもあるイタリアが1-1の引き分けということで、イタリア人サポーターたちが失望し怒りを感じたのかはわからない。スタジアム近郊にある人気のイタリアンレストラン『Mario’s』で火災が発生した。出火したのは試合の次の日の午前10時過ぎ。火はさほど燃え広がることなく、12時には鎮火した。現在、出火原因を調査中である。
フーリガンは入国できないようになっているようで、6月初めから現在までで21名が空港から強制追放されている。しかしこの世界的なイベントで興奮する人々が現在南アフリカにたくさんいることは間違いない。理性をもった行動をしてもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)