赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
Rank.1
南アフリカ人は銀行員、ジャーナリスト、政治家のいずれも信用していないという統計が発表された。それだけではない。タクシー運転手、ホテルマン、果ては警察まで。誰もかれも信用できない国。それが南アフリカという国の悲しい現実のようだ。
統計はファイナンシャル比較サイト『Justmoney.co.za』がユーザーに対して行ったもの。
「最も信用しているのは、銀行マン、ジャーナリスト、政治家のどれか?」というアンケートに対して、「No one(誰でもない)」という回答が64%であった。ちなみに、この3択の中では銀行マンが20%で最も多い回答だった。このサイトの社長であるAndy Gilder氏は「この結果は今の不景気な時代には妥当であると思われる。誰も政治家を信用しないと言うのも、どこの国でも同じ結果になるだろう。」とコメントしている。
タクシーの運転手が、ナイフで脅して客から金を奪うという事件も発生している。コロンビアチームのように、ホテルの従業員にお金を盗まれるというのも、日常茶飯事といってもいい。警察がなにかと理由をつけて罰金を払わせようとすることもあり、その場でお金をあげて解決するということは当たり前という南アフリカ。信用する際には、ある程度の覚悟がいる国である。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)