アジア発!Breaking News

writer : katakura

【アジア発!Breaking News】”SEX後、ジャンプして避妊”、”お腹をパンチして堕胎”。若者達に蔓延する驚愕の誤った性知識。

香港の若者たちの性に関する知識があまりにも低すぎることが分かった。特に、一部の未成年者は、性行為の後、なんと女性がしばらくジャンプをしていれば、精液が流れ出て、避妊できると考えているようだ。更に恐ろしいことに、妊娠してもお腹をパンチすれば堕胎できると考える若者もいるという。

香港の現地メディアによると、香港の性教育、研究及び治療を専門に行う機関が今年4、5月に性知識に関する調査を行い、1033人の回答が集まった。その結果、7割の回答者が合格ラインに達したが、3割は不合格。中でも、性知識が最も乏しいとされたのは50歳以上の中高年たちで、7割の回答者が不合格だった。16~20歳の若者も4割弱が不合格。性行為についての誤解が少なくないことが浮き彫りになった。

香港では数年前に、10代の若いカップルが避妊目的で、性行為の後ジャンプをして精液を体外に出そうとしたり、妊娠してしまった少女がネット上の誤った知識を信じ、堕胎のために恋人にお腹をパンチさせ病院に運ばれたケースも報告されている。

生理中なら大丈夫。
膣外射精なら大丈夫。
安全期を計算すれば大丈夫。
性行為後すぐに洗えば大丈夫。

こんな間違った避妊方法を信じて実践している人はいないだろうか。望まない妊娠で傷つくのは女性だ。正しい性知識を持って、自分を大事にしてほしい。
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)