赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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お酒を浴びるように飲み、働くこともしない男と15年間共に暮らしてきたマグリエッタさん(37)だったが、今回だけは許せなかった。男がマグリエッタさんの父親を殺害したからだ。喧嘩の原因はテレビのリモコンだった。
事件が起こった週末、マグリエッタさんと彼女の3人の子供は近所の家に遊びに行っていた。
事件を知ったのは15歳の長女、彼女は自宅へ戻ると凄惨な現場を見てしまった。彼女は驚き叫びながらマグリエッタさんの元へ飛び込んでいったそうだ。その男、ランバート(42)はマグリエッタさんの父親(73)を殴り殺した。凶器は不明、現場へ駆けつけた雑誌記者が判別できたのは父親の座っていた壊れたソファだけという有様だった。死亡原因は頭部損傷。逮捕されたランバートの供述では、確かに彼女の父親とリモコンを巡って争ったが父親は自分で倒れ頭を打ったと言っている。
マグリエッタさんによると、ランバートはアルコール依存症で、働こうともせずお酒を飲んではマグリエッタさんの家族と口論していたという。「ランバートは『クズ』」、「時々気が狂ったような行動をする」など近所でも評判は最悪。この事件後も「マグリエッタが宝くじに当たった!」と叫んでいたそうだ。マグリエッタさんの叔父によると、以前ランバートはミニバスタクシーを盗み、客を乗せお金を稼いでいたそうだ。
こんなダメ男でも15年間連れ添い、3人の子供を育てたマグリエッタさん。「私の家族はランバートを『許さない、殺してやる』と言っている」と、今度ばかりは彼女も許せないようだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)