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2010年のソンクラーン期間における、交通事故件数の中間報告が発表された。
タイでは毎年、タイ正月であるソンクラーン(4月13~15日)中と、その前後期間を含んだ1週間、交通事故が激増する。ソンクラーンのお祭りで酒を飲み、そのまま運転をするケースが多いことが一番の原因だ。
そのため、政府は交通事故を防止するために、毎年、あの手この手を尽くすが、それでも交通事故は後を絶たない。
昨年度は、4月10~16日の間に起きた事故の総件数が3,977件。うち、事故による死亡者数は373名、負傷者数4,332名だった。
そして今年、4月12~15日までの4日間の交通事故に関する中間報告が発表された。
それによると4日間での事故件数は2,515件(昨年比47件増)、死亡者数212人(昨年比8人減)、負傷者数が2,734人(昨年比76人増)だった。
また県別でみると、ピサヌローク県が最も事故発生が多く98件。死亡事故の多い県が、ナコンラーチャシーマー県で死亡者数12名となった。
4月12~18日までの1週間分の交通事故件数は、今後発表されるだろうが、中間報告された現段階では、交通事故の劇的な減少傾向を見てとることができないといえよう。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)