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現在、メコン川流域に位置するタイ・チェンラーイ県などでは、渇水による水不足の被害が深刻化している。地域住民はメコン川渇水について、上流にある中国のダムの影響ではないかと考えており、そこでタイのアピシット首相は中国政府に中国のダムの調査を要請し、善処を求めた。
8日、タイのアピシット首相は、中国の胡正躍外務次官補との会談の席において、メコン川下流域の水不足が深刻であることを述べ、中国政府に国内のダムを調査するよう要請した。
これを受けて中国側は、中国のダムは下流域に影響を及ぼすものではなく、メコン川下流域の水不足とは無関係であるとの考えを示した。中国政府はあくまでもメコン川下流域の水量に対する配慮を怠ってはいないとしている。
そこでタイ政府は、4月初旬に開催されるメコン会議において、再度中国側に調査と善処を求め、中国と共同でメコン川渇水の問題解決にあたる方針だという。
なお、深刻な水不足の被害を受けているチェンラーイ県では、同県の市民団体が立ち上がり、メコン会議の開催にあわせて、バンコクの中国大使館前で抗議デモを行う予定だ。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)