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2月5日、カンボジア政府は、アメリカのグーグル社に対し、「グーグルマップ」に記載されているカンボジアとタイの国境線の修正を求める文書を提出した。
地図の修正を求めたのは、カンボジア・タイ両国間で長期にわたって争われている、世界遺産“プレアビヒア”(タイ名:カオ・プラ・ウィハーン)遺跡周辺地域の国境線である。
カンボジア政府は、グーグルマップに記載されている遺跡周辺の国境線は不正確で、カンボジア領である遺跡の敷地の一部がタイの領土として描かれているとして、修正を求める文書を提出したのである。
また、今月6日から8日の間に、カンボジアのフンセン首相が遺跡周辺の国境紛争地へ、タイ元首相のタクシン氏とともに訪問する計画があるとの情報もあり、今回のグーグル社への要請も含めて、こうしたカンボジア政府の一連の動きは、国境紛争地が自国の領土であることを明確に示すためのものであると見られている。
なお、この国境紛争地域に関しては、カンボジア・タイ間で、その領有権をめぐる争いが絶えない。2008年7月に、カンボジアがこの遺跡を世界遺産に申請、登録を受けて以降、たびたび両国の軍隊は衝突を繰り返してきた。先月24日にも両軍が銃撃戦を繰りひろげた経緯がある。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)