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修行僧の日々の行いとして重要な意味を持つ托鉢(たくはつ)を、ある僧侶が横着して車で行っていたことが、地域住民の写真によって明るみになり、問題となっている。
托鉢(たくはつ)とは、僧侶が各家を、鉄鉢を持って歩いて周り、乞食することをいう。働くことが許されていない僧侶にとって、托鉢は唯一の食事をとる手段であり、また、僧侶にご飯を与える住民にとっても、徳を積む重要な機会となる。
そんな托鉢を横着して車で行っていた僧侶が、地域住民の投稿写真によって明るみになった。
明るみになった横着な僧侶は、ピッサヌローク県のとある寺で修行しているが、6日の朝、車に乗り込んで托鉢に向かうところを、地域住民にスクープされたのである。
これに対しピッサヌローク県内のある寺の住職は、僧侶の車による托鉢は単に横着な行為として片付けられるものではなく、僧侶としてあるまじき重大な問題であり、これまでにもこうしたことがあったのか徹底的に追求するとしている。
車で食べ物を乞う僧侶に、ありがたみや徳を感じることはとうてい難しい。特に仏教を篤く信奉するタイ国民にとって、車で托鉢をした僧侶の存在は大きな問題といえよう。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)