発酵した梨を食べた野生のリス、酔って放心状態に(米)<動画あり>
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ヨハネスブルグの病院で、「アシュレィ」という名前の、生後たった10日の女の子の赤ちゃんが保育器の中で横たわっている。彼女の胸からは皮膚一枚を通して心臓が鼓動しているのが見える。心臓が胸部から飛び出しているという。
胸部から心臓の鼓動が見えるという状況だが、規則正しく元気に鼓動を打っている。これはカントレル五徴[症](Pentalogy of Cantrell)と呼ばれるもので、心臓の位置が通常と違うだけでなく、心臓の心膜、胸骨、横隔膜などがない状態のことをいう。100万人に1人の確率で発症するといわれており、生存は50%ともいわれている。医師は、アシュレィの症例は極めて稀だが、南アフリカでは初めてではないと述べている。
アシュレィは先週の日曜日に心臓を胸部に戻す手術を行い、無事成功した。アシュレィは手術後、人工心肺をつけられているという噂があったが医師はそれを否定している。アシュレィは酸素チューブのみを装着し新生児集中治療室に入っており、容体はきわめて安定しているとのこと。
アシュレィは今後もさらに心臓内部の手術を行わなければならず、両親の心の休まる時はなさそうだ。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)