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9日付けの英紙タイムズ(インターネット版)のタクシン元首相へのインタビュー記事において、タクシン氏が述べたタイの王室に関する見解が大きな波紋を呼んでいる。
インタビューの中でタクシン氏は、自身の政権を追放した2006年の クーデターについて、これは国王の諮問機関である枢密院などの王室関係者によるものであると述べた。
その上でタイの王制についてタクシン氏は、タイ人にとって国王は神も同然であり、王制は必要なものだが、すべての組織は法の下にある立憲君主制の体制づくりが重要であるとした。そのため、王室の側近が王制を乱用するような現状はよくないとして、枢密院や国王側近を批判し、王室の改革の必要性を述べたのである。
こうしたタクシン氏による、タイ王国ではいわばタブーとされている王室問題に関する発言を受けてアピシット首相は、発言は王室を冒とくするものであり、不敬罪の適用を検討するとしている。
それに対しタクシン氏は、英紙タイムズに実際に掲載されたインタビュー記事は、わい曲されていると釈明している。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)