アフリカ発!Breaking News

writer : flynn

【アフリカ発!Breaking News】抜き打ち検査で武器が続々。高校で恐怖の持ち物検査(南ア)

南アフリカケープタウンにある高校7校を警察犬チームと共に警察が調査したところ、様々なものが没収できた。

ナイフ、はさみ、タバコにライター・・・凶器になるような生徒の持ち物が次々と没収されていく。
生徒はクラスルームから出て行くように言われ、麻薬犬などが調査。室内ではそれぞれの生徒のかばんや本にいたるまで調べられた。さらに生徒は男子、女子に分けられ警察に身体検査を行うという徹底振り。

その中でも多かったのがはさみ。はさみは、生徒同士でけんかをする際には欠かせない武器だとか・・・
学校の校長はこういった告知なしの調査は必要かつ効果的と賛同している。また、生徒の中にも「学校内での事件が多発しているので、こういった調査は生徒の安全のためにもやるべきだ。」と、こういった抜き打ち調査に賛同しているものも多い。

西ケープ州の教育部門では一部の学校での金属探知機を導入しているそうだ。

今年に入ってから6月までで、60件もの校内傷害事件が報告されている。これは昨年度の28件を大いに上回っている。

日本刀で生徒を切りつけるという事件や、二人の生徒が殴りあいをしているのを周りが携帯のムービーで撮っているなど、暴力的な事件が校内で起こっている。親としては、子供が安心して勉学に励めるような環境を望んでいる。
(TechinsightJapan編集部 近藤仁美)