南アフリカ共和国サマーセットウェストで、雇っていた庭師に襲われるという事件があった。82歳の夫は発見当時すでに死亡、80歳の妻は庭師と格闘した末、生き延びることができた。

うららかな土曜日の朝、80歳のエルジーおばあちゃんが外で大きな音を聞いてびっくりして外に出て行くと、急に後ろから首を絞められた。何とかもがいて窮地を切り抜けたエルジーさんが見ると、相手は雇っている庭師。彼は「必ず殺してやる」という暴言を残し家の壁を乗り越えて逃走した。急いで警察と救急車を呼んだものの、彼女の夫はすでに首を絞められて殺されてしまっていた。

警察は庭師の行方を追っている。庭師はエルジーさん夫婦に雇われて2年前から働いていた。

南アフリカの上流階級では庭師、メイド、プールクリーナーを雇っているところが多い。そういった職業の人は一般に友人からの口コミという場合が多く、その方が安全で信頼のある人を雇えるからだ。2年以上働いている庭師なら信頼に値すると思っているだけに、周囲も驚いている。
（TechinsightJapan編集部　近藤仁美）