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モート海洋研究所が研究の為に使用していたロボット潜水艇“ウォルド”が先週月曜日からフロリダ州サラソタ湾で行方不明となり、研究所の科学者が賞金500ドルをかけた捜索願を出した。
ウォルドとは10万ドルかけて制作された翼付きのロボット潜水艇で、水面に浮き上がる姿はまるで空を飛んでいるかのようである。長さ約1.8m、重さ約52kgの鮮やかな黄色に塗られた本体は目につきやすいはずだった。2時間おきに水面に浮上し、所在地等を報告するシステムになっており、一度沖に出ると30日間活動できる。
そもそもウォルドという名前が皮肉な運命を導いたのかもしれない。日本でも人気の「ウォーリーを探せ!」という絵本は、北米版では“ウォーリー”ではなく“ウォルド”という名前で出版されている。モート海洋研究所のゲイリー カークパトリックは「この名前を付けた時は、あの質問(ウォルドはどこ?)を言わなきゃいけなくなるとは思ってもなかったよ。」と話している。
研究所では赤潮の原因となるプランクトンや単細胞藻類のサンプルを摂取する為に2005年からウォルドを使用してきた。先週月曜日から音信不通となり、科学者らが捜索しているが手がかりすら見つかっていない。「ウォルドが見つからなければ、人間の手でサンプル収集をしなければならない。」とカークパトリックは話している。
(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)