米国発!Breaking News

writer : techinsight

【米国発!Breaking News】空港での押収物。その数12万点。ワニをズボンのなかに隠した男まで。

運輸保安局がニューヨーク、ニュージャージー州内の3つの空港で乗客から押収した物は、今年1月からなんと123189点にもおよんだ。押収物はワニの赤ちゃん、チェーンソーなど驚きの物ばかりだった。それらの品物を持ち込んだ乗客の言い訳は「自分じゃない、他の誰かに荷造りしてもらった。」が多いという。

ニュージャージー州ニューアーク空港で警備員として日々荷物のチェックを行っているルター デュークは「8月が1番忙しい時期だ。」と話している。デュークは過去にヌンチャク、刀、野球用バット、枝、消火器、ドリル、のこぎりなどを乗客の鞄から見つけている。

他の空港では鹿の枝角、車の部品、キッチンの流し、また使用済みの大人のオモチャまで押収されている。ペット好きの旅行者が鞄にペットを隠そうとすることがあり、蛇、亀、犬などの動物が保護されることもある。プエルトリコ発のフライトでニューヨークに到着した一人の男は太ももの内側にワニの赤ちゃんを縛りつけ、隠していたのを発見された。

1月からの調査では122人の乗客から銃器や砲弾が、338人からバットやこん棒などが押収されている。また長さが3インチ(約8cm)以上の刃物は1602点も発見されている。各空港では毎月200kgもの品が押収されている。押収物はペンシルベニア州の倉庫へ輸送された後にeBayなどで売却される。

(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)