人間界では不況の中、ネズミがなんともリッチな家を作った。オレゴン州ラグランデにあるコンビニに設置されているATMに一匹のネズミが入り込み、２０ドル札を噛み砕いて巣を作っていた。

コンビニで働くミリー タイラーが店内にあるATMを開けると、一匹のネズミと噛み砕かれた２０ドル札が目に飛び込んできた。タイラーは大きな悲鳴を上げて、ATMの開閉口をバタンと閉めた。店内にいた客が去った後に落ち着いて、再びATMを開けて中を確認すると２０ドル札を引き裂いて出来た巣があった。

ネズミは計１６枚の２０ドル札を噛み砕くなどして巣作りに使用し、そのうち２枚は形がなくなるまで引き裂いていた。その後、銀行は損傷したすべての２０ドル札を交換している。総計３２０ドルのまさにお金の家はすぐに処理され、ネズミは野に放たれたようだ。ネズミがどうやってATMの中に入り込んだのかは、未だにミステリーである。
（TechinsightJapan編集部　村居唯衣）