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タイ・バンコクのスワナプーム空港税関は21日、象牙2トンおよび大量の携帯電話コピー商品を押収した。
象牙のタイ国内への輸入は、絶滅の危機にある野生動物を規制する国際条約=ワシントン条約で禁止されている。
今回、空港にて押収された象牙は316本、総重量は2,000kgであった。これは、総額にして5,000万バーツ(日本円にして約1億4,000万円)相当になる。
また、携帯電話のコピー商品はその数1,045台で、400万バーツ(日本円:1,120万円)相当になる。
空港によると、荷物の持ち込み主はまだ分かっていないという。
象牙の需要が高い国としては、中国・日本、そしてタイが挙げられる。昨年、日本と中国は、ボツワナ・ナミビア・南アフリカ・ジンバブエの4カ国から、ワシントン条約の許可に基づいて象牙を輸入した。
しかし、同じく象牙の需要の高いタイでは、その輸入が認められておらず、需要が供給を完全に上回っている。そのため、タイの象牙供給源は、密猟象牙や不法輸入に頼っているといわれている。
アフリカやアジアの象の絶滅を防ぐためにも、象牙の販売市場の規制、密猟象牙や不法輸入の取締りの強化が求められているといえよう。
(TechinsightJapan編集部 若曽根了太)